Kizuna AI株式会社は2026年1月15日、人気オンラインゲーム「Fortnite(フォートナイト)」において、オリジナルワールド『KizunaAI “Hello, Fortnite”』を1月17日より公開すると発表した。2026年3月に開催を予定している同空間内での音楽ライブに向け、ユーザー参加型で「渋谷」の街を作り上げるプロジェクトが始動する。
※本取り組みは、Epic Games社によるスポンサーシップおよびサポートは受けておらず、独自に運営されるものです。

「オリジナルワールド」=独立した専用ゲーム空間
今回発表された「オリジナルワールド」とは、フォートナイト本編の「バトルロイヤル(対戦)」マップの一部ではなく、完全に独立した「クリエイティブ島(アイランド)」を指す。プレイヤーは12桁の「島コード(3093-0676-2570)」を入力することで、Kizuna AI仕様にカスタマイズされた専用サーバーへアクセスできる仕組みだ。このワールドは、Epic Gamesが提供する開発ツール「UEFN」を用いて制作されており、フォートナイトの基本ルールに縛られない自由な設計が可能となっている。具体的には、「渋谷」を模した空間が広がり、公開時点では「工事中」の状態にある。来訪者は武器を持って戦うのではなく、ワールド内に設置されたクレーンゲームやリズムゲームなどのミニゲームをプレイする。そこで獲得したコインを「寄付」のような形で投じることで、街の建設が進み、2026年3月のライブ会場が完成に近づくという「協力型シミュレーション」の要素が強い。







UEFNによる独自展開の可能性と課題
本企画の特筆すべき点は、公式スキンという「公式(Epic Games)の承認」と、UEFNを用いた「クリエイター主導」のワールド展開を巧みに組み合わせている点にある。一部のユーザーからは、公式主催のライブイベント(ワンタイムイベント等)に比べ、UEFN等のクリエイティブマップはサーバーの接続人数や演出の規模に技術的な制約があることを懸念する声も聞かれる。大規模な同時接続による「一体感」がどこまで再現できるかが課題となるだろう。一方で、従来の「観るだけ」のライブとは異なり、開催までの数ヶ月間を「街づくり」という形で共有できる点は、UEFNならではの強みである。「参加が積み上がる」という新しい体験価値は、コミュニティの熱量を長期間維持する上で、肯定的な意見も数多く存在する。
「戦わないフォートナイト」への期待と戸惑い
この「戦わずに交流する」という形式は、近年「メタバース」として注目されるフォートナイトの側面を象徴している。従来のシューティングゲームファンからは、「フォートナイトである必然性が薄い」「ゲーム性が単調になるのではないか」という懸念の声も一部で聞かれる。アクション性を求める層には物足りなさが残る可能性もあるかもしれない。しかしその一方で、VTuberファンやライト層にとっては、「敵に倒される心配なく探索できる」「推しの世界観に没入できる」という点は極めて大きなメリットである。特に、自分の行動が「ライブ会場の完成」という永続的な結果に繋がる参加型の仕組みは、単なる観光マップ以上のコミュニティ形成を促すと肯定的に評価されている。
ライブ本番へ向けた「場所」の育成
ワールド内にはフォトスポットなども用意され、SNSでの拡散を意識した設計が見て取れる。2026年3月のインゲームコンサート当日、自分たちが作り上げた「渋谷」でどのようなパフォーマンスが行われるのか。17日の公開から約2ヶ月間の「場所の育成」が、イベントの成否を握ることになりそうだ。

この記事はKizuna AI株式会社の公式プレスリリースをもとに編集部が再構成したものとなります。最新情報は公式をご確認ください。
※『KizunaAI “Hello, Fortnite”』は、Epic Games, Inc. によってスポンサー、承認、または管理されているものではありません。独立して制作されたフォートナイトクリエイティブのコンテンツです。
※This is not sponsored, endorsed, or administered by Epic Games, Inc.
公式プレスリリース:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000068.000056735.html








